ウッドペッカーズ5月報告
62名の子どもたちと一緒に野山をかけまわった5月のウッドペッカーズ。2回目の雲月キャンプ村での活動は、活動範囲を山の方にも広げました。キャンプ場は雲月山(912m)に連なる山に囲まれており、場内には山頂に続く登山道と、キャンプ場をおよそ半周する山道があります。

5月に入り木々もかなり色づきましたが、森の下部に育つ低木や草花はまだこれからといった感じです。山道から森の中が良く見えるこの時期は、木漏れ日を感じたり、木々の間を抜けるそよ風にふかれたり、鳥たちをよく見ることができたりと、森の中を歩くのにはもってこいです。

からだいっぱいに心地よさを感じると、子どもたちはちょっと冒険したくなります。道からはずれて森の中を歩き近道をしようとしたり、少し急な坂を下ってみようとしたり。森の中を抜けて降りてくる安全なルートがあるので大丈夫なのですが、グループリーダーは大変です。冒険したい子ども、来た道を戻りたい子どもでグループの意見が分かれます。

みんなが怪我をしないようにするのが最優先ですが、冒険したいのにできない、冒険したくないのにみんなと一緒にいかないといけない、そんな子どもたちそれぞれの反応や表情をみながら、グループのみんなが納得できるようにどうしたらいいのか決めないといけません。今月の活動では、このような光景を多くのグループでみました。

グループで活動して行く中で、子どもたちはいろいろなことを学んでいきます。みんなで一緒に活動することの楽しさ、大切さ、難しさ。キャンプでは、こういったことを自然の中での直接的な体験活動を通じて学んでいけるところに醍醐味があるといえます。体験を通じて学んだことは、知識として学んだことよりも長く記憶されると言われています。

「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、キャンプでは「一見は一体験に如かず」です。キャンプに参加すること自体が一つの大きな体験になりますし、キャンプ中には多くのことを体験できます。また、自然の中での活動では、突然ヘビとでくわしたり、雨上がりの虹をみたり、予期せぬ体験をすることもあります。同じ場所に行っても自然は変わります。天気も異なります。全く同じメンバーでまた行くことも難しいです。その時の体験はその時にしかできません。だからキャンプは楽しいのですね。

6月の活動は、キャンプ場から少しだけ出たところにある田んぼ周辺で生き物探しを行います。どんな1日になるのか例会の日が来るのがとても待ち遠しいです。 6月8日(日)朝9時にお会いしましょう!
キャンプディレクター 林 健児郎
*フィールドウエルネスメンバー専用サイトができました。活動中の写真がアルバムでご覧いただけます。(このページはメンバー専用サイトです。ご覧頂くには、ユーザーIDとパスワードが必要です。詳しくは、毎月の例会案内をご覧ください。